糖尿病
血糖だけでなく、腎臓・眼・神経・心血管リスクを含めて継続管理します。
糖尿病は血糖値だけの病気ではありません。眼、腎臓、神経、心臓、脳、足の合併症を予防するため、血糖・血圧・脂質・体重を総合的に管理します。
診断と評価
空腹時血糖、随時血糖、HbA1cなどを確認し、必要に応じて再検査や追加検査を行います。貧血、腎機能、急な血糖変化などによりHbA1cの解釈に注意が必要な場合があります。
症状がないことも多い
初期には無症状のことが多く、健診で初めて見つかります。高血糖が強くなると、口渇、多飲、多尿、体重減少、倦怠感、感染症を繰り返すなどの症状が出ることがあります。
早急な評価が必要な場合
著しい高血糖に加えて、嘔吐、腹痛、脱水、呼吸が荒い、意識がぼんやりする、急な体重減少がある場合は、ケトアシドーシス等を含め緊急評価が必要です。
著しい高血糖に加えて、嘔吐、腹痛、脱水、呼吸が荒い、意識がぼんやりする、急な体重減少がある場合は、ケトアシドーシス等を含め緊急評価が必要です。
定期的に確認する項目
- 血糖、HbA1c、体重、血圧
- 腎機能、尿蛋白・尿アルブミン
- 脂質、肝機能、脂肪肝
- 眼底検査:眼科と連携
- 足のしびれ、傷、末梢神経・血流
- 歯周病、感染症、ワクチンなど
治療
食事・運動
極端な制限ではなく、食事量、間食、飲料、食事時間、運動習慣を確認し、継続可能な方法を相談します。高齢者や痩せた方では、過度な制限による低栄養や筋力低下にも注意します。
薬物療法
年齢、肥満、腎機能、心不全、動脈硬化性疾患、低血糖リスク、費用、服薬回数を踏まえて選択します。内服薬で管理が難しい場合やインスリンが必要な場合は、病状に応じて専門医と連携します。
専門医・病院への紹介を考える状況
- 1型糖尿病や緩徐進行1型糖尿病が疑われる
- 著しい高血糖、ケトーシス、急な体重減少
- 妊娠中・妊娠希望
- 高度な腎機能障害、進行した合併症
- 治療調整が難しい、インスリン導入に集中的な支援が必要
健診異常や治療の相談
健診結果、お薬手帳、家庭での記録をお持ちください。
