診療案内
当院では、消化器疾患の的確な診断と治療のために、各種検査機器を導入しております。特に、がんの早期発見に繋がる内視鏡検査に力を入れています。気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
消化管内視鏡検査
胃痛、胸焼け、便通異常などの症状は、食道・胃・大腸などの病気のサインかもしれません。当院では、オリンパス社製の最新内視鏡システムを導入し、苦痛が少なく精度の高い検査を心がけています。

最新の内視鏡システム
先端部外径5.4mmの極細径スコープや、がんの早期発見に有用な特殊光観察(NBI)が可能なハイビジョンスコープなどを完備。患者様の状態やご希望に合わせて最適なスコープを選択します。
ご希望の方には鎮静剤(眠くなる薬)を使用した検査も可能です。リラックスした状態で検査を受けられます。(※検査当日は車・バイク・自転車の運転はできません)
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
食道・胃・十二指腸を観察し、逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染、胃がん、食道がんなどの診断を行います。検査時間は5~15分程度です。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
大腸全体を観察し、大腸ポリープ、大腸がん、炎症性腸疾患などの診断を行います。当院では、がんになる可能性のあるポリープをその場で切除する日帰り手術も可能です。検査時間は30~40分程度です(ポリープ切除により変動します)。
質の高い検査の指標(ADR)
ADR(腺腫発見率)は大腸内視鏡検査の質の指標です。当院では丁寧な観察を徹底し、高いADR(R5年度:74%)を維持することで、将来の大腸がんリスクの低減に努めています。
徹底した内視鏡の洗浄・消毒
ガイドラインを遵守し、感染対策を徹底しています。洗浄機や滅菌器を用いて、検査ごとに高水準の消毒・滅菌を行い、常に清潔な状態で検査を提供しています。

超音波洗浄
処置具の微細な汚れも確実に除去します。

高圧蒸気滅菌
器具を完全に滅菌し、万全の衛生管理を行います。

内視鏡洗浄消毒装置
内視鏡本体も専用装置で高水準消毒します。
超音波(エコー)検査

体に超音波をあて、内臓や血管の状態を調べる、苦痛のない安全な検査です。当院では高性能な超音波診断装置を導入し、詳細な観察を行っています。
- 腹部エコー:肝臓、胆のう、膵臓、腎臓などの病気(脂肪肝、胆石、がん等)を調べます。
- 心エコー:心臓の動きや弁の状態を評価します。
- 頸動脈エコー:首の血管を観察し、動脈硬化の進行度を調べます。
レントゲン検査
胸部・腹部のレントゲン撮影や、胃・大腸の透視検査が可能です。肺炎や心不全、腸閉塞などの診断に用います。
