大腸ポリープと日帰り切除
ポリープの種類、切除の目的、当院での日帰り治療、切除後の注意点を説明します。
大腸ポリープのすべてががんになるわけではありませんが、腺腫や一部の鋸歯状病変は将来の大腸がんに関わるため、病変の性質と安全性を判断して切除します。
大腸ポリープの主な種類
腺腫
大腸がんの前段階となり得る代表的なポリープです。大きさや組織型でリスクが異なります。
鋸歯状病変
平坦で見つけにくいことがあり、一部はがん化に関わるため適切な観察と切除が必要です。
過形成性ポリープ
部位や大きさにより対応が異なります。すべてを切除するわけではありません。
早期がんを含む病変
内視鏡治療で完治可能か、外科手術が必要かを病変の深さなどから判断します。
当院で日帰り切除を行う条件
主に10mm程度までの病変を対象としますが、大きさだけでなく、形、部位、個数、出血リスク、抗血栓薬、基礎疾患、帰宅後の生活環境を含めて判断します。安全な一括切除が難しい病変や入院観察が望ましい場合は、病院へ紹介します。
切除後の生活
- 飲酒を控える
- 激しい運動、腹圧のかかる作業を控える
- 長時間の入浴・サウナを控える
- 遠方への旅行・出張を控える
- 処方薬と食事の指示を守る
制限期間は切除した病変の大きさ、個数、切除方法で異なります。検査後に個別の説明書をお渡しします。
出血について
少量の血液が一時的に付着することはありますが、便器が赤くなる出血、血の塊、繰り返す血便、ふらつきがある場合は連絡してください。切除後数日してから出血することもあります。
強い腹痛、大量出血、発熱、腹部の張りが増える場合
穿孔や出血などの偶発症を除外する必要があります。診療時間外は、説明時に案内した救急医療機関へご相談ください。
穿孔や出血などの偶発症を除外する必要があります。診療時間外は、説明時に案内した救急医療機関へご相談ください。
次回検査の時期
病理結果、ポリープの数・大きさ・組織型、前処置の状態、家族歴などで異なります。結果説明時に、次回の推奨時期を個別にお伝えします。
