原則時間帯予約制|発熱・かぜ症状は来院前にお電話ください

高血圧症

家庭血圧と全身のリスクを踏まえ、生活改善と薬物療法を調整します。

高血圧は、診察室の1回の値だけでは判断しません。家庭血圧、測定方法、臓器障害、他のリスク因子を確認し、患者さんごとに治療方針を考えます。

高血圧とは

血圧が高い状態が続くと、血管、心臓、脳、腎臓に長期的な負担がかかります。自覚症状がなくても治療が必要なことがあり、血圧値だけでなく年齢、糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病、喫煙、心血管病の既往などを合わせて評価します。

家庭血圧が重要です

朝は起床後1時間以内、排尿後、朝食・服薬前に、座って1〜2分安静後に測定します。夜も就寝前に測定し、1回だけでなく数日間の平均を確認します。

診察室では高く家庭では正常な「白衣高血圧」、診察室では正常でも家庭で高い「仮面高血圧」があります。家庭血圧計と記録を受診時にお持ちください。

主な検査

  • 血液・尿検査:腎機能、電解質、糖代謝、脂質、二次性高血圧の手がかり
  • 心電図:不整脈、心肥大、虚血性変化
  • 胸部レントゲン:心拡大、肺うっ血などを必要に応じて評価
  • 睡眠時無呼吸症候群の評価:いびき、日中眠気、肥満、治療抵抗性高血圧などがある場合

治療

生活習慣

減塩、適正体重、節酒、禁煙、運動、睡眠の改善が基本です。すべてを一度に変えるのではなく、継続できる目標から始めます。

薬物療法

血圧の程度、年齢、腎機能、心疾患、糖尿病、むくみ、脈拍などを踏まえて薬剤を選びます。自己判断で中止すると血圧が上昇することがあるため、体調不良や副作用がある場合は相談してください。

緊急性の高い症状

高い血圧に加えて、激しい胸痛、呼吸困難、片側の麻痺、ろれつが回らない、意識障害、突然の激しい頭痛がある場合は、通常外来を待たず119番を検討してください。

健診異常や治療の相談

健診結果、お薬手帳、家庭での記録をお持ちください。